ホホ)” の例文
刀自・若人たちは、一刻々々、時の移るのも知らず、身ゆるぎもせずに、姫の前に開かれて来る光りの霞に、唯見ホホけて居るばかりであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)