呂常りょじょう)” の例文
ところが、城中一方の大将たる呂常りょじょうなどの考えは、まったくそれと背馳はいちしていた。城に籠るは最後のことだ。まして、軍書にも明らかに
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わけて呂常りょじょうの一軍の奇襲には、寸断の憂き目をうけて、こうに溺れ死ぬもの、数知れぬほどだった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)