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吹雨
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しぶき
ふりがな文庫
“
吹雨
(
しぶき
)” の例文
大籠山
(
おおかごやま
)
と後で名をつけた一峰に達した、三等三角測量標が立っている、霧が
吹雨
(
しぶき
)
を浴びせかけて、顔向けも出来なかったが、白峰山脈で、初めての三角標に触れたのだから
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
高頭君は息を
窒
(
つ
)
められて、ヒョロヒョロと
仆
(
たお
)
れた、避けようとした私はジリッと焦げ臭く
髯
(
ひげ
)
を焼かれた、
堪
(
た
)
まらなくなって天幕の外へ首を出すと、偃松の上は、
吹雨
(
しぶき
)
の柱が
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
川は、底を傾けて、水を震うので、森の中まで、
吹雨
(
しぶき
)
が迷い込んで、満山の樹梢を
湿
(
うるお
)
す。
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
“吹”で始まる語句
吹
吹聴
吹雪
吹上
吹出
吹聽
吹込
吹矢
吹掛
吹消