吸競すいくら)” の例文
ややありて吸競すいくらべたる膏薬練の、西なるかた吸寄せられて、ぶざまにけかかりたるさまいと可笑おかしきに、われ思わず笑いぬ。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)