“右辺”のいろいろな読み方と例文
旧字:右邊
読み方割合
いうへん50.0%
みぎばた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さ候へば却而邪魔ものなるべし。」此「而」の字の中の縦線二条が右辺いうへん逸出いつしゆつしてゐる。茶山は「而」の字より横に一線を劃して一句を註した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
が、そのうち右辺みぎばたからかけて室を一周し終ろうとする際に、思いがけなくも、法水のすぐ横手——ドアから右寄りの壁に闇が破れた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)