台拭巾だいぶきん)” の例文
女中は煙草たばこの灰の散った食卓に台拭巾だいぶきんをかけて、そこへ通しものと猪口ちょくはしとを並べた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
通しものなぞの載っている食卓のすみっこへ遠のいて、台拭巾だいぶきんでそこらを拭きながら
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)