古瘡ふるきず)” の例文
今度は権三の額、古瘡ふるきずのあたりを発止はっしと打ちました。言うまでもなく銭形の平次得意の投げ銭です。
元は武家出というだけに、こんななりが身に付いて、額の古瘡ふるきずも何となく凄味があります。