“古滓”の読み方と例文
読み方割合
ふるかす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これからここにたたき出そうとする、心のしわのなかの埃塗ほこりまぶれの甘い夢や苦いしる古滓ふるかすについて、人知れずそのころの真面目まじめくさい道化姿をおもい出させられて、苦笑せずにはいられなかったくらい
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)