“古沓”の読み方と例文
読み方割合
ふるぐつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在各地の街道筋に、沓掛という地名のあるところには、通例は道の神の森または老樹があって、通行の人馬の古沓ふるぐつなどが引掛けてある。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「しかしそれは私情だよ。大事に処せば私情などは、古沓ふるぐつのように捨てしまう」
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)