古墨蹟こぼくせき)” の例文
また文化人のあいだに出る話題から埒外らちがいにおかれないためには、古墨蹟こぼくせきや名画を解し、陶磁を品評し、料理の味覚にあかるく、衣裳にぬけ目なく、能、音曲のたしなみはもとより
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)