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口下手
ふりがな文庫
“口下手”の読み方と例文
読み方
割合
くちべた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちべた
(逆引き)
そうして信州のひとも、伊豆のひとも、つつましく気がきいて、
口下手
(
くちべた
)
の笠井さんには、何かと有難いことが多かった。湯河原には、もう三年も行かない。
八十八夜
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「親分さん。手前はとかく
口下手
(
くちべた
)
で困りますので……。まあ、お聴きください。手前自身のことではございませんので、実は主人の店に少々面倒なことが起りまして……」
半七捕物帳:13 弁天娘
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
しかしそれをそうと
打
(
ぶ
)
っつけに母にも言えないから、母に問い詰められてうまく返答ができない。
口下手
(
くちべた
)
な省作にはもちろん間に合わせことばは出ないから、黙ってしまった。
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
口下手(くちべた)の例文をもっと
(4作品)
見る
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
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口上
口調
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土手下
“口下手”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
伊藤左千夫
岡本綺堂
太宰治