叛賊はんぞく)” の例文
信長は、非を悟って、っておいたのである。数年間というもの、鼻の先に、この叛賊はんぞくを生かしておいたのである。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
心にもなく叛賊はんぞくの汚名を流したは。守るところを失なったといわざるを得ずだ
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
従って、孔明の来るまで、叛賊はんぞくの中に孤立していた永昌郡の囲みも、自ら解けて、太守王伉おうこう
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)