“はんぞく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
叛賊60.0%
五十円20.0%
反賊20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心にもなく叛賊はんぞくの汚名を流したは。守るところを失なったといわざるを得ずだ
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
「ほほう、また大した物をお仕入れでございますな。五十円はんぞくとは安い。もしなんでしたら仲間相場でなくとも札値で結構、手前の方へ譲っていただいてもよろしゅうございますが」
蒲団 (新字新仮名) / 橘外男(著)
〔評〕徳川慶喜よしのぶ公は勤王きんわうの臣たり。幕吏ばくりの要する所となりて朝敵てうてきとなる。猶南洲勤王の臣として終りをくせざるごとし。公はつみゆるし位にじよせらる、南洲は永く反賊はんぞくの名をかうむる、悲しいかな。