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友禅染
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ゆうぜんぞめ
ふりがな文庫
“
友禅染
(
ゆうぜんぞめ
)” の例文
旧字:
友禪染
まず、
西鶴
(
さいかく
)
のいわゆる「十二色のたたみ帯」、だんだら染、
友禅染
(
ゆうぜんぞめ
)
など元禄時代に起ったものに見られるようなあまり雑多な
色取
(
いろどり
)
をもつことは「いき」ではない。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
そして彼は、そこに絞り上げて干してあった
友禅染
(
ゆうぜんぞめ
)
の
派手
(
はで
)
な小袖を、星明りにジッとながめて、野鍛冶の家にふさわしからぬこの女物を、不審にたえない面持ちで見つめております。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
型紙には様々な模様が切りぬかれ、花だとか鳥だとか貝だとか、時には家や舟なども画題に入りました。柄のよいこと、色の美しいことで、かの有名な
友禅染
(
ゆうぜんぞめ
)
にも比ぶべきものであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
京屋吉兵衛は代々の
紺屋
(
こうや
)
で、三代前の吉兵衛は京都へ行って
友禅染
(
ゆうぜんぞめ
)
の染方をならって来てこれに工夫をくわえ、型紙をつかって細かい模様を描くことを思いつき、
豆描友禅
(
まめがきゆうぜん
)
という名で売りだしたが
顎十郎捕物帳:18 永代経
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“友禅染(
京友禅
)”の解説
京友禅(きょうゆうぜん)とは、京都の伝統工芸品の1つで、古来の染色技法を扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。鴨川の流れで布を晒し鮮やかな色彩を出していたが、最近は郊外に移転している。また単に「友禅染」とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
友
常用漢字
小2
部首:⼜
4画
禅
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
染
常用漢字
小6
部首:⽊
9画
“友禅”で始まる語句
友禅
友禅縮緬
友禅模様
友禅扇
友禅柄
友禅片