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厨子壇
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ずしだん
ふりがな文庫
“
厨子壇
(
ずしだん
)” の例文
彼の大きな姿が
塞
(
ふさ
)
がるように
厨子壇
(
ずしだん
)
の前に坐ったとき、障壁の
紅蓮
(
ぐれん
)
白蓮
(
びゃくれん
)
も、ゆらめく仏灯も、
悉
(
ことごと
)
く
瞋恚
(
しんい
)
の
焔
(
ほむら
)
のごとく、その影を赤々と
隈
(
くま
)
どった。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
信雄はと見れば——父信長と兄信忠の位牌にむかい、
瞑目
(
めいもく
)
合掌して香をささげ、ふたたび
厨子壇
(
ずしだん
)
を拝し、静かに、そのままうしろへ
退
(
さ
)
がりかけていた。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
厨
漢検準1級
部首:⼚
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
壇
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
“厨子”で始まる語句
厨子
厨子野
厨子王
厨子野耕介
厨子入