“厄雑”の読み方と例文
読み方割合
やくざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お値段のお安い話ばかり致しますようでございますが、下駄の鼻緒なども昔は二足で三文でございました、それからこちらへ厄雑やくざのものを二足三文と申す事だそうです。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
心配しんぺいでなんねえ、おれも取る年なり、婆アさんも年を取っているし、子と云うものはお作べいで、あんな厄雑やくざな者だからわれを力に思って居るんだから、われえ詰らねえ心を出してくれるなよ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)