“危座(きざ)” の例文
芳子がその二階に泊って寝ていた時、もし自分がこっそりその二階に登って行って、遣瀬(やるせ)なき恋を語ったらどうであろう。危座(きざ)して自分を諌(いさ)めるかも知れぬ。声を立てて人を呼ぶかも知れぬ。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)