“危座”の読み方と例文
読み方割合
きざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芳子がその二階に泊って寝ていた時、もし自分がこっそりその二階に登って行って、遣瀬やるせなき恋を語ったらどうであろう。危座きざして自分をいさめるかも知れぬ。声を立てて人を呼ぶかも知れぬ。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)