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うらない
ふりがな文庫
“
卜筮
(
うらない
)” の例文
「そうかお前さんはラマらしい。ラマならば定めて
卜筮
(
うらない
)
をするであろう。俺の友達がどこに居るか早く分るように占ってくれ」
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
卜筮
(
うらない
)
呪詛
(
まじない
)
一切不信仰で、
狐狸
(
きつねたぬき
)
が付くと云うようなことは初めから馬鹿にして少しも信じない。小供ながらも精神は誠にカラリとしたものでした。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
東京から
直方
(
こちら
)
へ来たわけは、母が
卜筮
(
うらない
)
を立てたんだそうです。「
狸穴
(
まみあな
)
の先生はよく
適中
(
あた
)
る」
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
昨夜
(
ゆうべ
)
娘のお梅が家出をいたした切りかいくれ行方が解りませぬから、
家内中
(
うちじゅう
)
の心配大方ならず、お
鬮
(
みくじ
)
を取るやら、
卜筮
(
うらない
)
に
占
(
み
)
てもらうやら、大変な騒ぎをして居る処へ、不忍弁天の池に
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
夜中に
屠
(
ほふ
)
り殺し その財産のすべてを奪って逃げるというのが彼らの目的であるから、私どものような僧侶で一人旅の者に逢う時分には必ず
卜筮
(
うらない
)
をして貰って
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
▼ もっと見る
その方向を
卜筮
(
うらない
)
で知らしてくれろという意味なんです。こういうような大きな盗人に遇った時分には余り恐ろしい事はない。なぜかといいますと彼らは小さな仕事を心掛けて居らない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
“卜筮”の意味
《名詞》
卜筮(ぼくぜい)
亀甲による亀卜や筮竹による占いにより占うこと。占い。
(出典:Wiktionary)
卜
漢検準1級
部首:⼘
2画
筮
漢検1級
部首:⽵
13画
“卜筮”で始まる語句
卜筮者
卜筮家
卜筮早考