“南山巡狩録”の読み方と例文
読み方割合
なんざんじゅんしゅろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
註 吉野朝のことに関しては『南山巡狩録なんざんじゅんしゅろく』『南山皇胤譜なんざんこういんふ』の如きもの、近くは八代国治やしろくにじ博士『長慶天皇御在位の研究』中村直勝なかむらなおかつ氏『南朝の研究』など
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
以上の事柄ことがらは書物によって多少の相違はあるのだが、南山巡狩録なんざんじゅんしゅろく、南方紀伝、桜雲記おううんき、十津川の記等にもみなっているし、ことに上月記や赤松記は当時の実戦者が老後に自ら書きのこしたものか
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)