“南山城”の読み方と例文
読み方割合
みなみやましろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それも母親のいう通りを信じて、わざわざ汽車に乗って、南山城みなみやましろの山の中に入って行こうとしたこと、また京都中を探し歩いたこと
霜凍る宵 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
その話によると、彼女の家はもと同じ京都でも府下の南山城みなみやましろの大河原に近い鷲峯山下しゅほうさんかの山の中にあったのであるが、二、三十年前に父親が京都へ移ってきた。
黒髪 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
それで南山城みなみやましろふるい親類に頼んで、証文書いて、それだけの金を今度貸してもろうたのどす
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)