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南京鼠
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なんきんねずみ
ふりがな文庫
“
南京鼠
(
なんきんねずみ
)” の例文
忠公が
南京鼠
(
なんきんねずみ
)
を呉れる約束をして置いてなかなか持って来ないから催促してやった。すると忠公は
未
(
ま
)
だ子が生れないからやれない。その代りに
他
(
ほか
)
の物なら何でも上げると言訳した。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
卓の上は
南京鼠
(
なんきんねずみ
)
の巣でもひっくり返えしたようにどこもここも散らかっていた。
六月
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
むしろ
南京鼠
(
なんきんねずみ
)
の匂いでもしそうな汚いエキゾティシズムが感じられた。そしてそれはそのカフェがその近所に多く住んでいる下等な西洋人のよく出入りするという
噂
(
うわさ
)
を、少し陰気に裏書きしていた。
ある崖上の感情
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
いまではやつと
南京鼠
(
なんきんねずみ
)
のくらゐにしか見えない
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“南京鼠”の意味
《名詞》
中国原産のはつかねずみの変種。体は白色で、実験用または愛玩用として飼育される。
(出典:Wiktionary)
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
京
常用漢字
小2
部首:⼇
8画
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
“南京”で始まる語句
南京
南京虫
南京豆
南京玉
南京米
南京路
南京繻子
南京錠
南京町
南京街