“半神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はんしん33.3%
セミ・ゴッド33.3%
デミゴッド33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半神はんしんの人そが中に火や守りけむ
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
今迄半神セミ・ゴッドの如く見えた白人が、彼等の褐色の英雄によってたおされたのだから。タマセセ王は海上に逃亡し、独逸の支持する政府は完全についえた。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
金銀の花環の形をなしてうしろにたなびく旗と見せつつ、また、わたしの見たことのある多くの綿毛の雲にも似て天上たかく、そのかたまりを日の光りに繰りひろげつつ——この飛びかける半神デミゴッド