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千載集
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せんざいしゅう
ふりがな文庫
“
千載集
(
せんざいしゅう
)” の例文
『
千載集
(
せんざいしゅう
)
』はそのあとを承けて編纂された。どうして『金葉』『詞花』時代の和歌の足どりの乱れは立ち直ったのであろうか。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
『
千載集
(
せんざいしゅう
)
』の
神祇部
(
じんぎぶ
)
に、
久寿
(
きゅうじゅ
)
二年の
大嘗会
(
だいじょうえ
)
の風俗歌に、
悠紀方
(
ゆきがた
)
として詠進した歌は、
近江
(
おうみ
)
の
木綿園
(
ゆふぞの
)
を地名として詠じている。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
昔平家の武士の
忠度
(
ただのり
)
は
俊成卿
(
しゅんぜいきょう
)
の『
千載集
(
せんざいしゅう
)
』の中に自分の歌を読人知らずとして載せられたのを残念に思って、
戦
(
いくさ
)
に赴く前に俊成の門を叩いて、その怨を
陳
(
の
)
べたというようなこともある。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
『
千載集
(
せんざいしゅう
)
』雑下道因法師、「けふかくる
袂
(
たもと
)
に根ざせあやめ草うきはわが身にありと知らずや」、ウキは
菖蒲
(
しょうぶ
)
などの生ずべき地なることがこれでわかる。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“千載集(千載和歌集)”の解説
『千載和歌集』(せんざいわかしゅう)は、平安時代末期に編纂された勅撰和歌集。全二十巻。『詞花和歌集』の後、『新古今和歌集』の前に撰集され、勅撰和歌集の第七番目に当たる。略称は『千載集』(せんざいしゅう)。
(出典:Wikipedia)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
載
常用漢字
中学
部首:⾞
13画
集
常用漢字
小3
部首:⾫
12画
“千載”で始まる語句
千載
千載一遇
千載酒
千載万代
千載列青史