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千行
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ちすぢ
ふりがな文庫
“
千行
(
ちすぢ
)” の例文
而れども言語の未だ血肉とならざりし世にありし靈魂の王たる人々のこゝにあるを見るに
迨
(
およ
)
びて、我眼は
千行
(
ちすぢ
)
の涙を流しつ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
エリスが生ける屍を抱きて
千行
(
ちすぢ
)
の涙を濺ぎしは幾度ぞ。
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
我はアンヒイゼス(エネエアスの父)が靈の地下に安からんことを勉めき。これを聞きて我涙は
千行
(
ちすぢ
)
に下りぬ。この時萬客聲を呑みてその感の我に同じきを證したり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
エリスが生ける
屍
(
かばね
)
を抱きて
千行
(
ちすぢ
)
の涙を
濺
(
そゝ
)
ぎしは幾度ぞ。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
千行
(
ちすぢ
)
の涙を
屍
(
かばね
)
の上に
灑
(
そゝ
)
ぎ、又聲ふりしぼりて、
逝
(
ゆ
)
け、わが心の妻よ、われは誓ひて復た此世の
女子
(
によし
)
を
娶
(
めと
)
らじと呼び、我指に
嵌
(
は
)
めたりし環を
抽
(
ぬ
)
きて、そを屍の指に
遷
(
うつ
)
し、頭を俯して屍の額に接吻しつ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
“千行”の意味
《名詞》
筋がいくつもあること。
(出典:Wiktionary)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“千行”で始まる語句
千行垂