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千手院
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せんじゅいん
ふりがな文庫
“
千手院
(
せんじゅいん
)” の例文
「いいやいや。
錵
(
にえ
)
乱
(
みだ
)
れて刃みだれざるは上作なりと申す。およそ
直刃
(
すぐは
)
に足なく、位よきは
包永
(
かねなが
)
、
新藤五
(
しんとうご
)
、
千手院
(
せんじゅいん
)
、
粟田口
(
あわたぐち
)
——。」
寛永相合傘
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
もう二年越しも、きびしい
鹿垣
(
ししがき
)
の中に一切の出入りを禁じられている
千手院
(
せんじゅいん
)
の森だった。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大熱に苦しみ
呻
(
うめ
)
く入道の声が侍所まで聞えるとか、百人の人夫に
千手院
(
せんじゅいん
)
の冷水をくませて石の船に湛えては冷やしているが、水はたちまち湯となって
沸
(
たぎ
)
りたってしまうとか、ゆうべも
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
“千手”で始まる語句
千手
千手観音
千手崎
千手丸
千手原
千手雁皮
千手陀羅尼