“十種香”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じしゅこう50.0%
じっしゅこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうだろうねえ。」と賛成し、「それでは、あの十種香じしゅこうとか言って、さまざまの香をぎわける遊びは?」
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
『二十四孝』十種香じっしゅこうの幕明を見たるものは必ずやかたの階段に長く垂敷たれしきたる勝頼かつより長袴ながばかまの美しさを忘れざるべし。浅倉当五あさくらとうごが雪の子別れには窓の格子こそに恩愛のしがらみなれ。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)