“十切位”の読み方と例文
読み方割合
ときれぐらい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪江さんはおさつが大好物だった。私は好物ではないが、何故だか年中空腹を感じているから、食後だって十切位ときれぐらいはしてやる男だが、此時ばかりは芋どころでなかった。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)