“匁(ぜに)” の例文
娘ははやく見たく物をしかけたるをもうちおきてひらき見れば、いかにしてか匁(ぜに)ほどなる煤(すゝ)いろの暈(しみ)あるをみて、母(かゝ)さまいかにせんかなしやとて縮(ちゞみ)を顔(かほ)にあてゝ哭倒(なきたふ)れけるが、これより発狂(きちがひ)となり