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勿体振
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もったいぶ
ふりがな文庫
“
勿体振
(
もったいぶ
)” の例文
お涌は、大人の女中の使者らしい
勿体振
(
もったいぶ
)
った口上にどぎまぎして、蝙蝠も
惜
(
おし
)
くはあるが
遣
(
や
)
らなければならないものと観念して、小さい声で
蝙蝠
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
さもさも
勿体振
(
もったいぶ
)
って、いやに
反身
(
そりみ
)
になって、人を
軽蔑
(
けいべつ
)
したような目付をしながら、意気揚々と灰色の馬に跨った様は——いやもう
小癪
(
こしゃく
)
に触って、二目と見られたものじゃない、とまあ
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
確かにこの
勿体振
(
もったいぶ
)
っただみ声は田中に違いないぞと、玄竜ははっと耳を
欹
(
そばだ
)
てた。
天馬
(新字新仮名)
/
金史良
(著)
勿
漢検準1級
部首:⼓
4画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“勿体”で始まる語句
勿体
勿体至極
勿体無
勿体顔