トップ
>
勧学坂
>
かんがくざか
ふりがな文庫
“
勧学坂
(
かんがくざか
)” の例文
鳶
(
とび
)
の光、火事頭巾、
火消目付
(
ひけしめつけ
)
の
緋
(
ひ
)
らしゃなどが、煙にまじって
渦
(
うず
)
まく中を抜けて、
勧学坂
(
かんがくざか
)
から
袋町
(
ふくろまち
)
を突ッきり、やがて
己
(
おの
)
れの
棲家
(
すみか
)
まで来てみると、すでにそこは一面の火の海。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
駿河台
(
するがだい
)
から
蜿蜒
(
えんえん
)
と下町へのびた火は、その夜、川を越えて外神田の一角を焼き、東は
勧学坂
(
かんがくざか
)
から小川町の火消屋敷を
舐
(
な
)
めつくし、
丹後殿前
(
たんごどのまえ
)
の
風呂屋町
(
ふろやまち
)
、
雉子町
(
きじちょう
)
あたりの
脂粉
(
しふん
)
の町も
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
勧
常用漢字
中学
部首:⼒
13画
学
常用漢字
小1
部首:⼦
8画
坂
常用漢字
小3
部首:⼟
7画
“勧学”で始まる語句
勧学院
勧学篇