“勧学院”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんがくいん75.0%
クワンガクヰン25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その弟も、清盛も、早くから、勧学院かんがくいんの学生であったが、しかし清盛は、いつか通学をやめていた。——すこしは、学問もやれよ。
覚明は、儒家の出身で、蔵人道広くらんどみちひろと名乗って、一時、勧学院かんがくいんにいたことがあるが、出家して最乗坊信救さいじょうぼうしんぎゅうと名乗っていた。
勧学院クワンガクヰンスヾメ蒙求モウギウサヘヅル」ということわざがありました。今でいえば「大学の雀マルクスを囀る」といったようなものです。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)