“かんがくいん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勧学院75.0%
観学院25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずれも、ある期間を、勧学院かんがくいんで学んだ学生仲間である。清盛からすれば、源ノ渡は、五年も上級だったし、佐藤義清も、二ツ上。
「だが、勉強のほうは、まるでだめだ。藤原氏の子だと、勧学院かんがくいんにも入学できるが、東国生れの小舎人では……」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
醍醐だいごの花見や、加茂の葵祭、観学院かんがくいんの曲水の宴、さては仙院の五節舞ごせつのまいなどというありきたりな風流ごとにはどうしてもなじめない。
無月物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)