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勤倹
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きんけん
ふりがな文庫
“
勤倹
(
きんけん
)” の例文
だが彼とても単に
勤倹
(
きんけん
)
な
主人
(
あるじ
)
であった時代もあるのだ! 妻もあれば子供もあって、隣村の地主たちが訊ねて来ては食事を共にしたり
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
希望者だけに頒けるので、べつに無理に購入しなくてもよかったのだが、私は家に帰ってから母にしつこくせがんだ。「
勤倹
(
きんけん
)
貯蓄なんだから。」ということを私はくりかえした。
桜林
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
譬えば今の政治家が急に思い付いたように
勤倹
(
きんけん
)
貯蓄の必要を国民に説き出しました。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
彼の父杉
百合之助
(
ゆりのすけ
)
は
敬神
(
けいしん
)
家にして
忠摯
(
ちゅうし
)
篤実
(
とくじつ
)
なる
循吏
(
じゅんり
)
なりき。彼の母児玉氏は、賢にして婦道あり、姑に
事
(
つか
)
うる至孝、子を教ゆる則あり、
仁恕
(
じんじょ
)
勤倹
(
きんけん
)
、
稼穡
(
かしょく
)
の労に任じ自から馬を牧するに至る。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
勤
常用漢字
小6
部首:⼒
12画
倹
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“勤倹”で始まる語句
勤倹力行
勤倹御趣意