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勅撰集
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ちょくせんしゅう
ふりがな文庫
“
勅撰集
(
ちょくせんしゅう
)” の例文
旧字:
敕撰集
長句の用い方など古今
未曾有
(
みぞう
)
にてこれを詠みたる人もさすがなれどこの歌を
勅撰集
(
ちょくせんしゅう
)
に加えたる勇気も称するに足るべくと存候。
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
代々の
勅撰集
(
ちょくせんしゅう
)
の如き者が日本文学の城壁ならば、実に頼み少き城壁にて、かくの如き薄ツぺらな城壁は、大砲一発にて
滅茶滅茶
(
めちゃめちゃ
)
に
砕
(
くだ
)
け可申候。
歌よみに与ふる書
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
彼
(
かの
)
陳腐な歌を作りて自ら喜ぶ歌よみをして、『古今集』以下の
勅撰集
(
ちょくせんしゅう
)
を始め、代々の歌集をつづけさまに読ましめば、まさかに陳腐を感ぜざるを得ざるべし。
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
「日本文学の城壁とも
謂
(
い
)
うべき国歌」云々とは何事ぞ。代々の
勅撰集
(
ちょくせんしゅう
)
のごときものが日本文学の城壁ならば実に頼み
少
(
すくな
)
き城壁にて、かくのごとき薄ッぺらな城壁は大砲一発にて滅茶滅茶に砕け
可申
(
もうすべく
)
候。
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
“勅撰集”の解説
勅撰集(ちょくせんしゅう)は、帝王(日本においては天皇や上皇)の命によって編纂された書物、もしくは帝王が記した書物のうち特に公式のものとして認められているものを指す。
勅撰集に対して帝王の命によらずに編纂されたものを私撰集(しせんしゅう)と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
勅
常用漢字
中学
部首:⼒
9画
撰
漢検準1級
部首:⼿
15画
集
常用漢字
小3
部首:⾫
12画
“勅撰”で始まる語句
勅撰