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劉焉
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りゅうえん
ふりがな文庫
“
劉焉
(
りゅうえん
)” の例文
蜀の
劉璋
(
りゅうしょう
)
は漢の
魯恭王
(
ろきょうおう
)
が後胤といわれ、父
劉焉
(
りゅうえん
)
が封を継いでいたが、その家門と国の無事に馴れて、いわゆる
遊惰脆弱
(
ゆうだぜいじゃく
)
な暗君だった。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
太守
(
たいしゅ
)
劉焉
(
りゅうえん
)
、遂に、子民の
泣哭
(
きゅうこく
)
に奮って討伐の天鼓を鳴らさんとす。故に、隠れたる
草廬
(
そうろ
)
の君子、野に
潜
(
ひそ
)
むの義人、旗下に参ぜよ。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大将玄徳に会ってみるとまだ年も
二十歳台
(
はたちだい
)
の青年であるが、
寡言沈厚
(
かげんちんこう
)
のうちに、どこか大器の風さえうかがえるので、太守
劉焉
(
りゅうえん
)
は、大いに好遇に努めた。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それより前に、関羽は、玄徳の書をたずさえて、
幽州涿郡
(
ゆうしゅうたくぐん
)
(河北省・涿県)の大守
劉焉
(
りゅうえん
)
のもとへ使いしていた。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
劉
漢検準1級
部首:⼑
15画
焉
漢検1級
部首:⽕
11画
“劉”で始まる語句
劉
劉玄徳
劉表
劉備
劉曄
劉皇叔
劉封
劉備玄徳
劉禅
劉璋