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劃然
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かっきり
ふりがな文庫
“
劃然
(
かっきり
)” の例文
幾本となく
縦
(
たて
)
に組み合わされた、というよりも大磐石にヒビが入って、幾本にも亀裂したように集合して、その継ぎ目は、固い
乾漆
(
かんしつ
)
の間に、
布目
(
ぬのめ
)
を敷いたように
劃然
(
かっきり
)
としているのが
槍ヶ岳第三回登山
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
三日四日と経つうちに、山の頭は喰い欠かれたように、うす霞に融けて見えることもあるが、白さは次第に
劃然
(
かっきり
)
と、碧い空から抜け出るようになり、山の肌はいよいよ光輝を帯びて来る。
雪中富士登山記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
蒼醒
(
あおざ
)
めて、純桔梗色に澄みかえる冬の富士を、武蔵野平原から眺めた人は、甲府平原またはその附近の高台地から白峰の三山が、天外に碧い空を抜いて、
劃然
(
かっきり
)
と、白銀の玉座を高く据えたのを見て
雪の白峰
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
“劃然”の意味
《形容動詞》
区別がはっきりしているさま。
(出典:Wiktionary)
劃
漢検準1級
部首:⼑
14画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“劃”で始まる語句
劃
劃策
劃期的
劃時代的
劃期
劃一
劃出
劃別
劃壁
劃大