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剛胆
ふりがな文庫
“剛胆”の読み方と例文
読み方
割合
ごうたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごうたん
(逆引き)
それは色の
蒼醒
(
あおざ
)
めた恐ろしい顔であった。三左衛門はびっくりしたが、
剛胆
(
ごうたん
)
な男であったから何も云わずに僧の顔を見た。
竈の中の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
勝入の武勇も
剛胆
(
ごうたん
)
も、秀吉はよく知っている。しかし、それ以上には、秀吉は買っていない。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ゆえに一言でも
話頭
(
はなし
)
が彼の弱点に
渉
(
わた
)
ると、胸中幾分か
狼狽
(
ろうばい
)
するの
風情
(
ふぜい
)
が現れ、今まで
頼
(
たの
)
もしい
剛胆
(
ごうたん
)
なる青年と思われたものが、見すぼらしい凡人に立ち返り、勇将が一時に敗兵となった観を呈した。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
剛胆(ごうたん)の例文をもっと
(5作品)
見る
剛
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
胆
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“剛胆”で始まる語句
剛胆者
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新渡戸稲造
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