則祐のりすけ)” の例文
館から庭へ飛び下りて行く、錦織にしごり判官代や赤松則祐のりすけや、川越播磨守や平賀三郎などの、颯爽さっそうとした姿が見えた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
の名が京都を圧してくると、阿波から細川の一手勢が住吉に上陸し、いちど南朝に降っていた赤松則祐のりすけまでが、またそむいて義詮に応じるなどの逆転を、南朝方は次々に迎えだした。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうして九人の山伏が、戸野兵衛家の客となったが、これは大塔宮だいとうのみやのご一行で、光林房玄尊、赤松則祐のりすけ木寺相模きでらさがみ、岡本三河房、武蔵房、村上彦四郎、片岡八郎、平賀三郎の人々であった。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
でも、とうとう赤松則祐のりすけが云った。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)