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初見参
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ういげんざん
ふりがな文庫
“
初見参
(
ういげんざん
)” の例文
旧字:
初見參
「オオ、
山県蔦之助
(
やまがたつたのすけ
)
が伊那丸君へ、
初見参
(
ういげんざん
)
のごあいさつがわりに、ただいまそれへおとどけもうすでござろう」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かつら 兵衛どのとやら、お身は
卜者
(
うらや
)
か人相見か。
初見参
(
ういげんざん
)
のわらわに対して、素姓賤しき女子などと、
迂濶
(
うかつ
)
に物を申されな。
妾
(
わらわ
)
は都のうまれ、母は殿上人にも仕えし者ぞ。
修禅寺物語
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
中央の詩界に華々しい
初見参
(
ういげんざん
)
をした上に、なおも暫く活動をつづけていたが、やがてまた寂しく故郷の盛岡へ帰って行った
直
(
す
)
ぐ後のことである。当時鶴見はどくだみの詩を作って或る雑誌に寄稿した。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
山県蔦之助
(
やまがたつたのすけ
)
どのとやら、まことにかたじけのうござった。そもいかなるお人かぞんじませぬが、おことばに甘えて
初見参
(
ういげんざん
)
のお
引出
(
ひきで
)
もの、たしかにちょうだいつかまつった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
“初見”で始まる語句
初見
初見世
初見參