“切劃”の読み方と例文
読み方割合
しき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すっと抜くと、掌(てのひら)に捧げて出て、そのまま、欞子窓(れんじまど)の障子を開けた。開ける、と中庭一面の池で、また思懸けず、船が一舳(そう)、隅田に浮いた鯨のごとく、池の中を切劃(しき)って浮く。
妖術 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)