“切利支丹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きりしたん50.0%
キリシタン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……わたしは、いつか両国で、切利支丹きりしたんお蝶の白刃潜しらはくぐりというのを見たことがあります。
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
中には、その種本たねぼんにした、切利支丹キリシタン宗徒の手になつた、ほんものの原文を蔵してゐると感違ひをし、五百円の手附金を送つて、買入れ方を申込んだ人があつた。気毒きのどくでもあつたが可笑をかしくもあつた。
風変りな作品に就いて (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)