刀操師とうそうし)” の例文
亡父の姓を取って小野塚伊織いおりと名乗っている男装の弥生、ぼんやりとそこに揚がっている絵看板をふり仰ぐと、りゅうという唐人刀操師とうそうしの見世物小屋で、大人五文、小人三文——。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)