函谷関かんこくかん)” の例文
風俗習慣の起源に関するシナの教科書に、客に茶を供するの礼は老子の高弟関尹かんいん(一八)に始まり、函谷関かんこくかんで「老哲人」にまず一わんの金色の仙薬せんやくをささげたと書いてある。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
「そもそもこれはかん沛公はいこう函谷関かんこくかんを越ゆるときに二つにった白蛇の子孫でござい」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)