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出面
ふりがな文庫
“出面”の読み方と例文
読み方
割合
でめん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でめん
(逆引き)
鰊場かせぎの
出面
(
でめん
)
たちは近処の農村から続々と入りこんでくる。——どこへ行っても話は今年の鰊漁の予想でもちきりだ。漁夫たちは期せずして勇み立った。
鰊漁場
(新字新仮名)
/
島木健作
(著)
その町筋は車力や
出面
(
でめん
)
(労働者の地方名)や雑穀商などが、ことに夕刻は忙がしく行き来している所なのだが、その奇妙な物売だけはことに柿江の注意を
牽
(
ひ
)
いた。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
薄暗い
隅
(
すみ
)
の方で、
袢天
(
はんてん
)
を着、
股引
(
ももひき
)
をはいた、風呂敷を三角にかぶった女
出面
(
でめん
)
らしい母親が、
林檎
(
りんご
)
の皮をむいて、棚に腹ん
這
(
ば
)
いになっている子供に食わしてやっていた。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
出面(でめん)の例文をもっと
(7作品)
見る
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
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出面賃
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面出
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