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出様
ふりがな文庫
“出様”の読み方と例文
旧字:
出樣
読み方
割合
でやう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でやう
(逆引き)
其晩は火の様に、熱くて赤い
旋風
(
つむじ
)
の
中
(
なか
)
に、
頭
(
あたま
)
が永久に回転した。代助は死力を尽して、
旋風
(
つむじ
)
の
中
(
なか
)
から
逃
(
のが
)
れ
出様
(
でやう
)
と争つた。けれども彼の
頭
(
あたま
)
は毫も彼の命令に応じなかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
まあ這入れと申し訳に云ふのを聞き流して、いや別段用ぢやない。
何
(
ど
)
うしてゐるかと思つて
一寸
(
ちよつと
)
来
(
き
)
て見た丈だ。
出掛
(
でか
)
けるなら一所に
出様
(
でやう
)
と、
此方
(
こつち
)
から誘ふ様にして
表
(
おもて
)
へ
出
(
で
)
て仕舞つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「君
行
(
い
)
くなら、一所に
出様
(
でやう
)
。僕も散
歩
(
ぽ
)
ながら、
其所
(
そこ
)
迄
行
(
い
)
くから」
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
出様(でやう)の例文をもっと
(2作品)
見る
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
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