写物うつしもの)” の例文
そのとき私は藩の御用で城の門の番をするつとめがあって、二、三日目に一昼夜当番する順になるから、その時には昼は写本を休み、夜になればそっ写物うつしもの持出もちだして、朝、城門のくまで写して
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)