“六如”の読み方と例文
読み方割合
りくによ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其席には僧六如りくによと大原呑響どんきやうとが居合せた。「憶昔与君始相逢。維明道人読書槞。座有六如及呑響。主客並称詩画雄。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
同遊六人の僧俗中先づ死んだのは六如りくによである。享和元年三月十日に寂したから、二十四年前である。次は所謂橘恵風きつけいふうである。宮川春暉しゆんきあざなは恵風、橘姓、南谿と号した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)