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全裸体
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まるはだか
ふりがな文庫
“
全裸体
(
まるはだか
)” の例文
「あれは何事でございますか! 若い乙女の身をもって、一糸もまとわぬ
全裸体
(
まるはだか
)
で、あのような所におられましたのは?」
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
アット思う間もなく飛び
退
(
の
)
いてみると、そこにはタッタ今奪い取ったばかりの
旋条銃
(
ライフル
)
を構えた、
全裸体
(
まるはだか
)
の女が、物凄い見幕で立ちはだかっている。
キチガイ地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鼠がする/\とかれの
全裸体
(
まるはだか
)
を肩から下へ滑り下りた話、それから若い時分に、惚れた隣村の娘をのぞきに行つて、過つて溝に落ちて、半身濡鼠になつてすご/\帰つて来る途中、冬なので
田舎からの手紙
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
小児
(
こども
)
は糸も懸けぬ
全裸体
(
まるはだか
)
。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
隣りの
室
(
へや
)
の仕切りの大きな垂れ幕の裾にハラムの
全裸体
(
まるはだか
)
の屍骸が長々と横っていた。
ココナットの実
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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闇へ花のように浮かび出たことと、
全裸体
(
まるはだか
)
の乙女がその龕燈を捧げて、悩ましそうな眼付きをして、投げられた丸太に足を打たれ、地上へ仆れている茅野雄の姿と、茅野雄を切って刻もうとして
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
全
常用漢字
小3
部首:⼊
6画
裸
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“全裸”で始まる語句
全裸