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全姿
ふりがな文庫
“全姿”の読み方と例文
読み方
割合
ぜんし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜんし
(逆引き)
と、ようやく、
全姿
(
ぜんし
)
をせまい土間に見せて、そこへ
茶盆
(
ちゃぼん
)
と
土瓶
(
どびん
)
の湯をおくと、もうあわてて帰ろうとした。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、その
全姿
(
ぜんし
)
をあらわすとともに、とびついて、
蛾次郎
(
がじろう
)
の手にある
短銃
(
たんじゅう
)
をもぎとろうとした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼自身、その居どころを告げるような大声を不意に発して、
全姿
(
ぜんし
)
を鹿のごとく躍らせたときは、もうその影を庭番の武士に見つけられて、うしろから組みつかれていたときだった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
全姿(ぜんし)の例文をもっと
(2作品)
見る
“全姿”の意味
《名詞》
全体のすがたかたち。全容。
(出典:Wiktionary)
全
常用漢字
小3
部首:⼊
6画
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
“全”で始まる語句
全
全然
全体
全身
全體
全部
全貌
全快
全滅
全速力